マビノギ用のCPUはやはりシングルスレッド性能が正義

マビノギはマルチ処理をしてくれない

ぼくのPCは副業で映像制作をやっているのもあり140万程した民間で買える中では相当ハイハイハイエンドに属するPCなのに、ここ1年ほどずっと「自分の使ってるPCの性能の割にクロムバスが重すぎる」とキレちらかしていました。

クロムバスのボス部屋では25FPSしかでなくてカクカク、友達の渋谷ハルコラボPCのような友人は同じ環境で40FPSは出てる、みたいな感じです。

RTX4090+Ryzen Threadripper5995WXのバリバリ最強パワーで何がダメなのかずっと困っていたのですが、ARKや7dtd最高画質やVRCのクソ重エリアのような激重のゲームでも最新のグラボを積むと相性問題でむしろパフォーマンスが落ちるという話も多いので、どうせマビノギも相性問題でそのうち改善するだろうと放置していたんですがなんとなくタスクマネージャーを確認すると、

128スレッド中1スレッドしか使ってないくそわろた

BlenderとかPhotoshopはもちろん、APEXやValolantといったゲームでも満遍なくCPUを使用してくれるのですが、どうやらマビノギはシングルスレッド処理にしか対応していない模様。

もちろんThreadripperの大量コアはクリエイティブ向けでゲーム用ではないというのは理解しています。別にマビノギ用にこのCPUを買ったというわけではありません。

これは前から聞いたことがありましたが、64bit化に伴い改善されたと勝手に思っていました。実際のところGPUを使用してくれるようになっただけだそうです。

Ryzenは相性問題も多いので、念のため別環境でも試そうと昔使用していたホコリだらけのPCを引っ張り出してきてマビノギを起動してみましたが

当時はそこそこ強い性能だったRyzen 7 3700X、やはり16スレッド中1スレッドしか使用していないようです。

タスクマネージャーからCPU使用率だけ見たら10％程度かもしれませんが、スレッド単体で見たら100％に張り付いていて限界まで頑張ってるってことがわかります。

確認方法は、

タスクマネージャーのCPUを選択した状態で、グラフを右クリックして開くメニューから論理プロセッサを選択しましょう。おそらく皆様のCPUのうち1スレッドは限界まで頑張ってます。

マビノギは一定以上フレームレートが落ち込むと明らかに操作の反応が鈍くなり、最大を200上げても応答速度が10%落ちたら火力がめちゃくちゃ下がってしまいます。

全くPCの知識はありませんがPCに明るい友人片っ端から相談してIntelのCPUを積んだPCがオススメとみんな口を揃えていたので、適当なPCをBTOでポチりました。感謝します

リフレッシュレートの変化

ずっとWQHDモニターで遊んでるのでFHDモニターの場合は僕よりリフレッシュレートが大きく上がると思います。下の比較も全てWQHD解像度で30秒程動き回って平均FPSを引っ張ってきたものになります。

2年落ちRyzen threadripper pro 5995WX（90万）→intel最新14世代i7-14900KF(8.3万)に乗り換えてどれくらいマビノギが快適になったかというと

変わりすぎて草生えます

シングルスレッドが重要のマビノギとマルチスレッドに明るいRyzenの相性が悪いのは理解しているつもりですが、それにしてもこんなに変わるなんてね。

エンジン古すぎ問題のマビノギではリフレッシュレートがローディング時間に直接影響するのもあって、切り替えスロットの装備切り替えのラグやマップ移動のローディングはある程度まではリフレッシュレートに依存する感じがします（FPS制限を行うとわかる）。100FPSと500FPS出ている場面で比べると差はわかりませんが、25FPSと60FPSで比べると明らかに25の方はペットが出ないし持ち替えも遅いしスキルも不発しやすいのでかなりストレス。

マビノギの起動中や読み込み画面(ナオのイラストとゲージが出るやつ)では7000FPS程出るのですがグラボが全力を出してしまってうるさいので144FPSに制限したところめちゃくちゃ読み込みが遅くなるという例もあります。 治ったらしい

そんな感じで重いマップ、特にクロムバスではPC性能のせいでイライラする場面がありましたがだいぶ改善された気がします。

ていう買い替えた自慢　兼　古いPC特にAMDのユーザーは買い替えでめちゃくちゃ快適になるかもよというお話でした。そもそもTR積んだPCでゲーミング性能(笑)みたいな話なんですが、仕事用と兼ねてるので仕方なかったんです。